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コラム

請求書払いとは?利用方法やメリット・デメリットについてわかりやすく解説

2020年11月26日

企業間取引(BtoB)は個人で買い物する場合と比べて、代金の支払い方法が異なります。

取引の都度支払うのではなく、請求書払いとするのが一般的です。

しかし経理事務等にかかわったことがない人にとっては、請求書払いの詳しい仕組みを知らないかもしれません。

この記事ではBtoBの商材を取り扱うECサイトを運営している法人や個人事業主に向けて、請求書払いのシステムについて詳しく説明します。

請求書払いとは?

ビジネスを手がけている人や経理の担当者なら、『掛け売り』という言葉を聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。

『請求書払い』は法人や個人事業主などを対象とした掛け売り、つまり後払いの決済サービスです。

請求書払いは、商品を購入したときやサービスを受けたときに代金をその都度支払うのではなく、請求書が届いてから支払うというものです。

システムとしては個人が通販などで商品を購入した際、コンビニ後払いや銀行振込などを選択して商品が届いてから支払いをするケースと似ています。

企業間取引の場合、請求書払いは取引1回ごとではなく、1カ月分などをまとめて後払いにすることが一般的です。

請求書払いによる取引は、まとまった期間分の支払いが後からでも大丈夫という企業間の信用で成り立っています。

請求書払いのステップ

請求書払いを取り入れるにあたり、一般的に与信審査が行われます。与信審査がある理由は事業者が商品やサービスを提供したあと、確実に相手方から支払いが受けられるという根拠が必要だからです。

支払う側の企業に支払い能力があるかかどうか、請求する側が調査するのが与信審査です。

請求書払いをしたい場合、定められた与信基準をクリアする必要があります。

確実に代金を回収できるよう、与信基準は支払う側の企業に掛け売りしても問題ないと判断できる基準で定められています。

与信調査の方法は、直接支払う側の企業に資料の提示を求めて自社で調査や判断をする場合もあれば、信用調査を専門とする第三者機関を通して行われることもあります。

請求書払いのメリット・デメリット

請求書払いは支払う側にも請求する側にも、それぞれメリットとデメリットがあります。

実際に請求書払いを導入しようと考えている企業や、取引先から請求書払いを希望される可能性がある事業者にとって、メリットはもちろんデメリットもしっかり把握しておくことが大切です。

この段落では支払う側と請求する側にわけて詳しく解説します。

支払う側のメリット・デメリット

取引する数が多い場合、都度払いでは何度も支払業務を行わなければなりません。

請求書払いでは締め日を決めたうえで1カ月の取引分をまとめて支払うことができるため、業務の効率化が可能です。

支払いを1カ月先に遅らせることができるので、資金繰りに余裕がでるところもメリットです。

たとえば仕入れた商品を1カ月の間に販売し、その代金を支払いに充てることもできます。

ただし支払いを忘れないように気をつけることが大切です。

万一支払い忘れるようなことがあれば信用を失い、請求書払いができなくなる可能性があります。

何度も払い忘れが起これば、取引そのものが停止されることにもなりかねません。

請求する側のメリット・デメリット

請求書払いなら、もし支払う側の手元に資金がない状態でも購入が可能です。それは商品やサービスを提供する側にとっても、購入してもらいやすいというメリットになります。

代金の請求や入金確認などの経理業務もまとめてできるため、担当者の負担も軽減します。

デメリットは未回収リスクがあることと、与信管理に手間や時間がかかることです。未回収の金額が大きくなれば、自社の資金繰り自体も悪化する可能性があります。

かといって与信基準のハードルを上げすぎれば取引相手を逃し、ビジネスの機会を失うことにもなりかねません。

請求書払いを認めるかどうか、与信審査の加減が難しいところもデメリットです。

請求書払いのデメリットをなくすには?

未回収リスクと与信管理の煩雑さという請求書払いのデメリットを解決するためには、後払いサービス事業者に業務を一括して依頼するのも1つの方法です。

ビジネスを行ううえで避けたいのはやはり未回収リスクでしょう。前述のように、未回収が発生し、なおかつ金額が大きくなれば資金繰りを悪化させる可能性もあります。

後払い決済を代行してくれる後払いサービス事業者の多くでは、立て替え払いをしてくれるなど未回収リスクの保証を受けられます。

未回収が発生すれば督促業務も行わなければなりません。

加えて精度の高い与信の追求には膨大なデータも必要になり、自社ですべてを対応しようとすれば手間やコストもかなりかかります。

それでは自社の通常業務を圧迫しかねないため、任せられるところは後払いサービス事業者に外注するのがおすすめです。

まとめ

ここまで請求書払いについて説明してきました。

請求書払いを導入すれば、支払う側および請求する側の双方にメリットがあります。

ただ請求する側にとって、代金の未回収リスクや与信管理の難しさがあることも事実です。

後払いサービス事業者に後払い決済に関連する業務を依頼することができれば自社の業務負担を軽減し、本来のコア業務に専念できます。

『スコア後払い』は通販大手ニッセンで蓄積したノウハウを生かし、高い与信透過率や代金回収率、業界最安値水準の決済手数料を可能にした後払いサービスです。

まとめての請求書払いには対応ができないものの、与信の審査や代金未回収リスクの保証などを行っておりBtoBのお取引にも導入して頂きやすい後払いサービスとなっております。

後払いサービスの導入を考えているなら、是非スコア後払いを検討してみてください。

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